WAIS-Ⅲを受ける
前回の記事はこちら
初診以降2回は心理士と一対一で、様々なテストを行いました。
2回目の通院の日、私は早速、ADHDらしいうっかりをやらかしてしまいました。
この日の予約は訳あって電話でやりとりしたのですが、どうもその時、時間を1時間間違ってメモしてしまったらしく、がっつり遅刻をしてしまったんです…。
病院に向かってる途中で、電話がかかってきて発覚。結局予約時間より50分ほど遅れて到着し、自分のせいで時間を遅らせて検査を始める事になってしまいました。(本当に申し訳ない・・・)
検査1日目はウェクスラー成人知能検査(WAIS-Ⅲ)が行われました。
個室で担当の臨床心理士さんと向かい合わせで座った状態で始めます。始める前に、その日の体調などを聞かれたので、私は不眠症の傾向があり、この日も2、3時間ほどしか睡眠が取れなかったことを伝えました。
検査内容については詳細は控えますが、耳で聞いて答える検査と目で見て書いて答える検査を何種類か受けました。
検査はおおよそ簡単なものから始まり、徐々に難しくなっていくのですが、私の場合は始まってすぐにできるものとできないものの差がはっきりと出ました。
この日はこの検査に約1〜2時間ほど使い、残りは後日ということで終了となりました。
そして3回目の通院では、発達障害の症状のチェックや、性格的な検査ということで4種類ほどの筆記の検査を受けました。
こちらは個人的な性格や考え方のチェックということで、基本的に心理テストのような検査がほとんどでした。
検査終了後、心理士さんから結果は2週間後、診断は担当医が行うということを告げられ、終了となりました。この日も検査時間は1時間くらいだったかと思います。
ちなみに2回の検査でかかった費用は、私の場合保険適用ありで3000円少し超えるくらいでした。
✄-----------------------------✄
検査について
①体調を万全に
いわゆる知能検査になりますので、体調が悪かったり、睡眠不足だったりすると検査結果に影響が出ることがあるようです。
私は日頃ADHDの諸症状を抑えるためにDHAのサプリを取ってるのですが、本来の能力が調べられないと困ると思い、この日はあえて飲まずに行きました。
また、検査は長く、精神的に疲労しやすいので、体調や空調など気になることがあれば心理士さんに相談されるといいと思います。
②検査結果について
発達障害かどうかはWAIS-Ⅲだけではなく、医師の所見、心理士の所見、性格テストの結果など総合的に判断されるようです。
検査結果についてはすぐ出ると言うわけではなく、数週間ほどかかる場合があります。
診断名がつくのは診断結果が出てからになりますので、病院にもよりますが、実際に服薬などの治療を受けるまで少し時間がかかると思っておいた方がいいと思います。