黒ひつじから見えるセカイ。

ADHDで2歳娘を育児中の主婦です。育児と発達障害についてをメインに生活のあれこれを書いています。

発達障害の結果が出る

前回の記事はこちら

memesleeping.hateblo.jp

 

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通院3回目、担当の先生と日程がなかなか合わず、最後の通院日から1ヶ月以上経っての久しぶりの診察でした。

この日はまず、脳のCTを取り、他に身体的な異常が無いことを確認した上で、正式にADHDの診断がおりました

詳しい内容については最初に書いた通りです。

 

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この詳しい検査結果に加えて、今後についての話がありました。

 

まず通院について。

私がこれまで通っていたこの病院は、前述した通り遠方にあり、なおかつ車でしか通院出来ません。

そのため、担当医の方から自宅から公共機関で通える個人病院を紹介していただきました。

提案された病院はこちらと連携がある病院らしく、事前に話をつけていただけたようで、転院までスムーズに話が進みました。

 

次に自立支援医療制度について。

これについては事前にこちらから相談していたのですが、指定できる医療機関は1箇所という縛りがあるため、結局、再度転院先で相談することになりました。

 

他、おそらく今後受けるであろう治療と薬物療法についてなどの話を聞き、この日は終了。CTもあったことで、医療費は5000円を少し超えるくらいになりました。

 

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 診断がつくことへのリスク

 

私の場合、自身に問題があることへの自覚があり、事前に発達障害について調べ、理解もしていたので、ハッキリとした診断が出ても何のショックも感じませんでした。

むしろ、今後の見通しもついて少しスッキリしたくらいの気分でした。

けれど、人によっては検査結果に相当なショックを感じてしまったり受け入れ難く感じてしまうことも当然あると思います。

また、これは当事者だけではなく、親やパートナーなど自分の身近な相手が感じてしまうこともあるでしょう。

また、診断名が付いてしまうことで民間の保険には入りにくくなったり、人間関係や職場の立ち位置などの新たなトラブルも起こり得ることではありますので、社会的にもデメリットやリスクが無いとは言えません。

(私の夫はASDの傾向がありますが、このリスクを考慮して診断は受けていません。この事については今度詳しく書こうと思っています。)

検査を受ける前に、本人や家族の困り感やその後の影響など、現状としっかり天秤にかけて考えるべき内容にはなると思います。

個人的には成人の発達障害の場合、傾向があっても社会や人間関係の中でどうにかうまく立ち回れているのであれば、わざわざ診断を受ける必要はないのではないかと思っています。

 

診断がつけば、今困っていることの全てが魔法のように解決する訳ではありません。

アドバイスやサポートが受けられるようになるだけで、その後継続的に努力をしなければいけないのは、結局のところ当事者本人だということは忘れてはいけないのです。