黒ひつじから見えるセカイ。

ADHDで2歳娘を育児中の主婦です。育児と発達障害についてをメインに生活のあれこれを書いています。

転院後初めての診察

転院後の初めての診察。この日は紹介状を持参して簡単なアンケートと個人情報を記入して初診受付を済ませました。

予約は入れていたものの、早く着きすぎたせいもあり、診察室に呼ばれたのは病院に着いてから1時間後。

待合室での待ち時間というのは私にとっては地獄です。開放感のない狭い密室と距離感のない座席、動けない環境と四方から人の声が聞こえる空間というのが、どうしてもダメなのです。今でも混雑したバスなどは極力避け、病院選びではできるだけ待ちが少ないところを選んだりするほどです。

この日は30分超えてきた辺りからパニックから動悸が激しく、診察室に呼ばれた後の会話はグダグダで何を言ったかあまり覚えていません。

とにかく担当医と相談し、医療費の負担を考え、自立医療支援制度を申請した後から投薬治療を進めるということでこの日の診察は終わりました。

 

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精神科通院の苦労

 

普通の人にとっては何でもない病院の通院ですが、発達障害があったり精神疾患のある人にとっての精神科通院はなかなかハードです。

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気の進まない精神科に定期的に通わなければならないということ自体、色々な面でストレスになることもありますし、受付の人や待合室での他の患者さん、担当医など、どこかでどうしても相性の合わない人がいれば、足が向かなくなってしまうこともあると思います。

また、精神科は病院数に対し患者の数が多く、一人あたりの対応時間も長いため、待ち時間が押してしまったり、しっかり話を聞いてもらえないなどもあります。

また、発達障害があると、決められた時間通りに通院できない、落ち着いて待てない、通院の日を忘れてしまう、手続きができない、当日に体調不良など、定期的な通院が困難になってしまうこともあります。

通院するにあたって、患者側の方でも先生に対して伝えたいこと、相談したいことをメモや手紙にしておく、日常的に体調やメンタルのログを取っておく、発達障害者同士繋がり合うことで情報を共有する、身近な人に協力をお願いするなど、工夫をしていくことで、通院への心理的障害を緩和することができるかもしれません。

それでもどうしてもその病院と合わないようであれば、転院も考えた方がいいかもしれないですね。